メッセージ記法について

Chatworkにはメッセージ、タスク、概要内で使える独自のメッセージ記法が存在します。
メッセージ記法を使うことで情報を見やすく表示したり、Toや返信などの機能を利用したりすることができます。

Chatworkのメッセージ記法は、HTMLタグの< >のように、ブラケット(角括弧)文字[ ]でタグ表記されます。
単独のタグとして[tagname:value][tagname attr=value]のように表記される場合と、[tagname]...[/tagname]のように開始タグと終了タグとで囲む表記があります。

なお、記法の説明のうち{account_id}{room_id}などの{ }で囲まれた表記は、アカウントIDやルームIDといった対応するデータが入ることを表しています。また...は任意の文字列が入ることを表しています。

To

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[To:{account_id}]

To機能として、相手を指名してメッセージを送信することができます。
指名された相手にはメッセージの背景が強調表示され、自分宛ての未読として他の未読数とは別にカウント表示されるため、より相手に気付いてもらいやすくなります。

Toタグのみでは、Toという表示と対象者のアイコン画像のみが表示されるため、名前も横に併記するとより見やすくなります(例:[To:123] 山田さん)。

Toタグはメッセージ内に複数記述することができ、複数人に同時にToを送ることができます。

返信

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[rp aid={account_id} to={room_id}-{message_id}]

返信はToと同じ意味を持ちますが、特定のメッセージに対する返信であるという情報を持たせることができます。

Chatwork上に表示される「RE」というアイコンをクリックすることで、返信元のメッセージを表示することができます。

引用

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[qt][qtmeta aid={account_id} time={timestamp}]...[/qt]

特定の文章を引用として表示できます。パラメーターのaidには引用元アカウントのIDを、timeには引用元メッセージの投稿時刻をUnix時間(秒)でセットします。

[qt][qtmeta aid={account_id}]...[/qt]

なおtimeは上記のように省略することもできます。その場合は引用元の日時は表示されません。

インフォメーション

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[info]...[/info]

インフォメーションタグを使うと、メッセージを枠線で囲って特別なメッセージであることを表現できます。
システムからのメッセージであることを表現する場合などに便利です。

インフォメーション+タイトル

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[info][title]...[/title]...[/info]

インフォメーションにタイトルを入れることができます。

罫線(けいせん)

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[hr]

メッセージに横の罫線を引くことができます。情報を見やすく区切るのに便利です。インフォメーションタグの中でも使えます。

アカウントのアイコン表示

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[picon:{account_id}]

特定アカウントのプロフィールアイコンを表示することができます。

アカウントの名前表示

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[pname:{account_id}]

特定アカウントの名前を表示することができます。

アカウントのアイコン+名前表示

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[piconname:{account_id}]

特定アカウントのプロフィールアイコンと名前を表示することができます。

URL

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[url]http://...[/url]または[url]https://...[/url]

URLタグを使うと明示的に外部リンクの範囲を制御できるため、特殊な文字が含まれているURLを外部リンクにすることができます。外部システムとURLで連携する場合などに便利です。